11. Art of Words 言語技術

「技術」という言葉を聞けば、習得するのに時間と手間がかかるように聞こえるかもしれません。でも、普段使用している言葉を技術的に向上させる必要はありません。技術的に使えばいいのです。なぜなら、「言葉」は使用し易いようにシンプルに作られているからです。ただ、私たちが「言葉をどの様に使用しているか」気に留めないだけなのです。

「昨夜、私は新宿にいました。私は新宿駅の近くにある寿司店にいました。それは小さいけれど、新しくて人気があります。昨夜、そこには多くの客がいました。私はある男性と一緒でした。彼の性格は素晴らしく、私たちは良い友人同士です。寿司は美味しく、ビールも冷えていて美味しかった。私はとても満足でした。」

この文章には「do 動詞」が使われていません。全て「be 動詞」が使用されています。問題は、使用する人の意識です。「意識」があるから、意図的に日本語でも「do 動詞」を使わなくてすむのです。

日本語を意識して使えれば、英語はとても簡単になるでしょう。

「私はレストランに行ってスパゲティーを食べた。それは美味しかった」を「あのレストランのスパゲッティは美味しかった」にすれば、ひとつの「be 動詞」を使用するだけで、同じことを表すことができます。日本語も英語も「be」はとても便利です。

10. Copying 模倣

私たちが何かの技術を上げたい時、ベストな方法は模倣でしょう。誰にでも先天的に模倣能力はあります。ただ、模倣するにも技術は必要です。基礎を得るには模倣力、そして実践と応用には発想力が必要です。言語技術を上げるにはまず、この「模倣技術」を磨くほうがはるかに早いでしょう。

英語の場合、正しい英語の配列を知っている人は、ほぼ完全にコピーできます。なぜなら,英文にはルールがあるからです。英語圏の人たちは、他の人が言ったことをほぼコピーすることができます。しかし、私たち日本人はできません、なぜなら、言葉を正しく並べる習慣がないからです。つまり、「コピーするための道具」を持っていないのです。

日本人がリスニングに弱いのは「コピー力」がないからです。英語を正しく使える人はかなりのコピー力を持っています。このコピー力は言葉の理解力に連動します。正しい英語(外国語)を学習することが日本語の理解力に通じることを知っている人は少ないでしょう。

他の人が言ったことを再生するには、理解力がなければできません。

9. MAINTENANCE 管理

どんな分野でも「発想・理解・記憶の三点セット」は大切です。特に、覚える項目が増えれば増えるほど、それらを記憶・維持するための管理が必要です。管理の方法が上手でなければ、せっかく覚えたものを忘れてしまいます。

英会話ではどうでしょう?「発想と理解」は同じ言語の日本語で養うことができます。文字と音が違うだけで、内容は同じだからです。舌と唇の筋肉の動きは違います。英語でしか使わない筋肉は短い時間で柔らかく維持することは可能です。つまり、日本語でも英語でも同じ筋肉を使う発音の場合、特別なトレーニングは必要ありません。「r, l, th」 などを定期的に発音すれば、英語を話すときに舌と唇は器用に動きます

単語はどうでしょう。「名詞と形容詞」は同時に見えます。「名詞」を数えられるか数えられないかは日本語でも分かるはずです。「名詞と名詞の間にある前置詞」も見れば、それぞれの位置関係はわかります。名詞が動けば、動詞と副詞も見えるはずです。見えないものは「抽象的なもの」です。普段見えるものを英語で覚えるのは、意識すれば早いのです。デパートや大きな駅で見えるものを英語で覚えれば、日常生活に必要な言葉を英語で維持するのは難しくありません。

普段見えないもの、使わない英語の言葉を記憶するには定期的に自分で管理するしかないし、量が増えれば「維持・管理」も効率化する必要があります。「面倒」なものにしないことです。

英会話力を維持するために誰かと英語で話すのではなく、「内容」と「レスポンス」は日常での日本語で可能です。日常で使わない言葉やコンテンツだけを自分で管理すれば、英会話学習をかなり効率化できます。要は、一人で話せればいいのです。

8. 4th TENSE 第四の時制 

私たちの会話で必要な「時の配分」を日本語で正確に言える人は間違いなく英文法を理解しています。日本語での時の配分と英語でのそれとは違います。日本語では同じ言葉で表現しますが、英語では違います。

私たちの生活での基本的な「時の配分」は「過去」「今」「未来」です。「今」は止めることができないので、日本語でも「現在進行」の形で表現します。これらの3つの時制の2つの「今」と「過去」の中に「第四の時制」があります

「今まで」「今までに」「すでに」という副詞とともに使います。「今まで」は「過去から今」、「今までに」は「過去(のこと)」、「すでに」も「過去(のこと)」です。「普通の過去」とは絶対的に違います。「今まで」「今までに」を使う時は「過去の時間を設定できない」ということです。つまり、同じことでも過去の時間を設定すれば「過去形」を使わなけれればなりません。日本語の語尾は「す・る」ではなく、「た」に変わります。

この「第四の時制」を使用するとき、「副詞の使い分け」を知らなければ、英語の場合、相手は「時に迷う可能性」があります。

 

7. FACT 事実

私たちの日常生活で口を開いてなにかを言うとき、なにを言おうとしているか、どんな文章を使おうとしているか考えたことはあるでしょうか?多分、ないでしょう。しかし、英語でなにかを言うとき、日本語で話すようにはできません。一体、私たちはなにを言うのでしょう?

日本語で英語でも、事実を述べる場合「助動詞」を使うことはありません。事実は「現在と過去形、そして完了形」で表します。日本語も英語も助動詞を使うときは、「意思」、「推測」、「可能か不可能」、「助言」、そして「非事実」を述べる場合です。

つまり、「事実」を淡々と言う場合、「する」「いる・ある」「~(という状態)だ」のどれかを言うだけです。過去であれば、「した」「いた・あった」「~(という状態)だった」。これを使えば日本語も英語もとても話しやすいのです。なにを言おうとしているのかわからないだけなのです。

「仮定法」とは何でしょう?二種類あります。「事実が存在する場合」と「可能性が極めて低い場合」です。

「明日が日曜日だったら」、「私があなただったら」は事実が存在します。なので、英語では「過去形を使用して仮定法で表現」します。

「彼女が私を好きだったら」の場合、この言葉を「過去形で表現する人」は「可能性はない」、「現在形で表現する人」は「可能性がある」と英語であなたに伝えたいのです。日本語では同じ言葉を使用するので、その人がどちらを言っているのか判断はできません。英語では、「事実の把握」はとても重要です

ブログ内の文章は英文法を基に書かれています。興味がある方は英語で文章を読みましょう。英語にできない部分があれば、遠慮なく聞いてください。

 

6. CONVERSATION 会話-2

日本語であまり詳しい話をしたくない人であれば、英会話には高い技術を必要としないでしょう。英会話を学習するのであれば、明確に「浅い会話」でいいのか、或いは「深い会話」をしたいのかを知らなければなりません。ただ、仕事ではある程度の深さは必要です。

会話をスムーズにできる人たちには特徴があります。彼らは会話の流れを読みます。相手からの質問を予測します。なので、返事が早いし話し方に「切れ」があります。これは経験というよりも、どちらかと言えば習慣なのです。この習慣を持っている人は英語で話す場合、大きな要素になります。

友人たち、或いは家族と話すとき、流暢に話しているように見えます。ただ、この場合、お互いに何度も同じ話をしてきているので、共通の話題を話しているのです。知らない人たちと話す時は違います。多くの話題についての知識が必要です。

ブログ内の文章は英文法を基に書かれています。興味がある方は英語で文章を読みましょう。英語にできない部分があれば、遠慮なく聞いてください。

5. CONVERSATION 会話-1

私たちが誰かと話すとき、オープニングではほとんどの場合、「はい」、「いいえ」を求める質問です。その後に、多くの場合「いつ」「どこで」「だれと」「なにを」、次に、「なぜ」「どうやって」という質問が来ます。問題なのは、「なぜ」或いは「どうやって」と聞かれるとき、文章を作らなければなりません。主語と動詞を使う必要があります

つまり、会話では単なる「単語での返事」と「文章での返事」があるのです。文章で返事をするとき、日本語でも「語力」が必要です。英語で話す場合、殆どの日本人は「文章で返事」をすることはできません。なぜなら、日本語でも文章を作れないからです。なぜなら、「箇条書き」を作れないからです。なぜなら、「主語と動詞」を探せないからです

会話で「多くを話す人」はそれを主導し、「多くを聞く人」はそれをコントロールします。この日本語を話す技術は英語に応用することができます。「多くを話す人」と「多くを聞く人」の間には技術の差はありません。どちらも、単語での「返事」ではないからです。

ブログ内の文章は英文法を基に書かれています。興味がある方は英語で文章を読みましょう。英語にできない部分があれば、遠慮なく聞いてください。

4. ASSESSMENT of SITUATIONS 状況判断

完了形と前置詞を理解できない人は多くいます。日本語でそれを検証します。

「私はしている」という文にはいくつの性格が含まれているでしょう?正解は4つです。

(今)私はしている 進行形

(今まで)私はしている 継続

(すでに)私はしている 完了

(何度も)私はしている 経験

 

次に、「に」「で」「と」 これらは英語の前置詞に該当する語です。

・(場所)に いる・ある ・(場所)でする ・(人)と いる・する

日本語はとても便利です。動詞を使う場合、名詞の後には「で(する)」、beを使う場合は「に(ある・いる)」、「人」の場合、「と(する・いる)」という形で「に」「で」「と」を使えますが、英語ではたくさんの種類の前置詞を使います。なぜなら、名詞が置かれる位置が違うからです。

「あなたは、私をここにいさせることはできない」

「あなたは、私をここにいさせることはできないの?」

同じ「いさせる」だけど、「の?」を使うだけで意味は全く違います。日本語では同じ言葉ですが、英語では違う言葉を使用します。似たような表現で、

「いつも彼にそれをしてもらう」

「なんとか彼にそれをしてもらう」

この「してもらう」も、日本語では同じ言葉ですが、英語では違う言葉を使用します。

日本語では異なる状況で同じ言葉をよく使用しますが、英語ではそうではありません。これを理解するには、前置詞を使用するとき「位置の違い」を知る必要があり、その他では「状況の違い」を知る必要があります日本人から見れば英語は「ややこしくて面倒くさい」。英語圏の人からは、「日本語は使い勝手が良くて便利だが、表現が抽象的」ということです。私たちは違う状況で同じ言葉を使っていても、状況判断ができているので理解できるのでしょう。ただ、その状況を「言葉で説明できる日本人」はそう多くはいませんし、詳細を述べる時は誤解されることは多いのです。

ブログ内の文章は英文法を基に書かれています。興味がある方は英語で文章を読みましょう。英語にできない部分があれば、遠慮なく聞いてください。

3. PHRASING フレーズ化

英語で会話をするには2つの方法があります。文章で話す、或いは単語やフレーズで話すかです。

言いたいことの主語と動詞を捉えることができない人は「単語とフレーズ」で話します。主語と動詞を捉えることができれば、英語を話すときに3つの選択肢があります。「単語」か「フレーズ」か「主語と動詞」。口を開ければ、これらのどれかを言うことになります。つまり、英語を「文章」で捉えるのではなく、「主語と動詞」、「フレーズ」、「単語」の組み合わせで、「結果として文章で話す」ということです。この方法であれば、英語の特徴であるフレーズを「考えながら」付け足して長い文章を作ることができます。「単語」は誰でもわかります。フレーズを作ることができれば、「主語と動詞」がわかるようになります。

覚えている英文を文章で言おうとすると、どうしても「ジャパニーズアクセント」で話します。ひとつの英文をパーツに分ければ、リズムよく話し、相手もあなたの言っていることをよく理解できます。丸暗記の文章は、よく言われるモノトーンの「ロボット英語」で聞こえます。

ブログ内の文章は英文法を基に書かれています。興味がある方は英語で文章を読みましょう。英語にできない部分があれば、遠慮なく聞いてください。

2. ITEMIZATION 箇条書き

英語を文章で話す(書く)には大切なことがあります。それは、日本語で言いたいことを箇条書きにすることです。これができれば、英文が作れないということはありえません。

「昨日新宿で歩いてたら急に雨が降ってきて傘がなかったから濡れちゃった」

昨日(私は)新宿で歩いていた

急に雨が降ってきた

(私は)傘を持っていなかった

(私は)濡れた

文章の中に動詞を見つけたら、改行します。そして各文章に主語をつけます(同じ主語は省略可)。通訳や翻訳をするにはこの作業が不可欠です。つまり、日本語を見ても聞いても、「主語と動詞しか見ないし考えない」ということです。それができれば、残っている単語やフレーズの処理は難しくはありません。

ブログ内の文章は英文法を基に書かれています。興味がある方は英語で文章を読みましょう。英語にできない部分があれば、遠慮なく聞いてください。